【理化学研究所発表】科学的根拠に基づく赤ちゃんの寝かしつけ方法

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こんにちは。
takaです。

先日、理化学研究所が赤ちゃんの寝かしつけについて研究結果を発表したというニュースを見ました。

寝かしつけは子供を持つ家庭であれば誰でも出会う課題だと思います。
我が家でも寝かしつけに苦労して、2時間かかったりしたことも。。。。

私もこれまで誰かの本とか言い伝えとかは耳にしたことはあったのですが、科学的根拠に基づくものは初めてでした。
そこで今回は理化学研究所の発表を紹介したいと思います。

最後に我が家で試した結果もお伝えします。

理化学研究所の発表はリンクからアクセスできます。


参考
赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけの科学理化学研究所

みんな寝かしつけに困っている?

理化学研究所の研究結果を見る前に寝かしつけに困っている家族がどれぐらいいるのか、見ていきましょう。

博報堂が2018年に行った調査結果によると寝かしつけにストレスを感じている人は70%を超える結果となりました。
また、寝かしつけに30分以上かかっている人が全体の60%以上でした。

博報堂HP「「子どもの睡眠・寝かしつけ」調査」より

子どもの寝かしつけとなるとずっと抱っこをしたり、長時間添い寝をすることが一般的だと思いますが、そういった時間はストレスであり、多くの時間を取られていると感じる人が多いようです。

確かに毎日30分以上かかるのは結構苦痛です。
寝かしつけしているときはスマホを見たり、他のことも一切できません。
30分あれば、ちょっとした自分の息抜きもできるのにと思ってしまいますよね。

我が家でも子供を早く寝かせるために午前と午後の散歩、寝かしつけの準備をしている間は部屋を暗くする、寝る前は絵本を読み聞かせしてから寝るということを習慣化しています。
それからは寝かしつけにかかる時間は改善されましたが、以前は寝かしつけに時間がかかって非常に苦労していました。
1時間や2時間かかることもあって、「あれやりたい」とか思いながら添い寝をしていることも多かったです。

研究の目的

寝かしつけには様々なやり方がありますが、科学的根拠に基づいた研究は少なく、これまで赤ちゃんを泣き止ませ、効果的に寝かしつける方法はよくわかっていなかったとのことです。

以前の研究で明らかになった「輸送反応」を用いて効果的な赤ちゃんの泣き止みと寝かしつけの方法を調べるのが目的です。

輸送反応

哺乳類の赤ちゃんに生得的に備わっている、運ばれるときにおとなしくなる反応。運ばれるときに赤ちゃんは、泣きの量が減り、鎮静化し、副交感神経優位状態となる。四足歩行動物ではコンパクトな姿勢になることも多い。親が子を運ぶときに安全にスムーズに運べるよう、親に協力する反応だと考えられている。

理化学研究所HPより

つまり抱っこしていると泣き止んでおとなしくなることを輸送反応と言います。

普段から泣き止ませるため、寝かしつけるために自然と抱っこをしていますが、それには科学的な根拠があったんですね。
しかも、動物も同様の効果があるというのは興味深いですね。

車で移動しているときに眠くなったりするのも輸送反応なのかもしれないですね。
ちなみに我が家の長女は、車でしか昼寝できないので、まさに輸送反応です。

実験の内容

生後7か月以下の赤ちゃん21人に協力してもらい、赤ちゃんを「抱っこして歩く」、「抱っこして座る」、「ベッドに置く」、「ベビーカーに乗せて前後に動かす」という4つの行動に分けて赤ちゃんの状態と心電図記録から解析をしたとのことです。

研究結果として分かったことをまとめると下記の通りです。

研究で分かったこと
・激しく泣いている赤ちゃんは、座ったままの抱っこでは泣き止まない
・おとなしいあるいは少しだけぐずっている赤ちゃんは、座ったままの抱っこやベッドに置くと泣きだしてしまう
・激しく泣いている赤ちゃんに抱っこ歩きを5分行うと全員が泣き止み、45.5%が寝る
・いったん寝た赤ちゃんをベッドに置くと3分の1の赤ちゃんは起きる
・「背中スイッチ」はベッドに置くときではなく、抱っこされている体が親から離れるとき
・眠り始めてから5~8分ほど待つとより深い睡眠に入り、起きにくくなる

寝かしつけの最適解

今回の研究結果から泣き止めと寝かしつけの最適解は、下記の通りと結論付けられています。

泣いている赤ちゃんを抱っこ歩き(5分)→寝付いたら抱っこしたまま座る(5~8分)→ベッドに置く

我が家でもやってみた

このニュース報道を受けて、我が家でも早速やってみましたが、

結果はダメでした。。。。

輸送反応を利用し、寝かせるところまではうまくいったのですが、椅子に座ると娘が起きて泣いてしまいました。
複数回試しましたが、結果は同じでした。

わが子は普段寝かしつけするときにあまり抱っこしないようにしているので、やるとしたらもう少し慣れるまで継続的にやる必要があるのかなと思いました。
子どもの性格や普段の環境にもよると思うので、継続的にやってみた方が良いのかもしれません。

まとめ

taka

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

いかがだったでしょうか?

今回はニュースから我が家でもやってみた結果をお伝えしました。

「背中スイッチ」の正体は、赤ちゃんの体が親から離れることだったとは新発見ですね。
次女は今まさにこれに苦しんでいます。

こういった科学的根拠に基づいた情報って子育てには少ないと思いますので、またこういったニュースを見かけたら皆さんと共有しますね。

子どもによって合う合わないはあると思いますが、よろしければ皆さんもやってみてください。

それでは!

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