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こんにちは。
takaです。
子どもとのコミュニケーションで重要なのは「声かけ」です。
生まれてからすぐできるコミュニケーションで、いくつになっても子どもに対する「声かけ」は重要で、子どもにも大きな影響があります。
時には1言で子どもの行動を変える大きな力を持っていることもあります。
その一方でどう声をかけたらいいか、悩むことも多いと思います。
特に生まれたばかりの赤ちゃんの場合、親も慣れていないこともあって、「なんて声を掛けたらいいのかなぁ」なんて思ったこともありませんか?
そこで今回は、0~1歳までのまだ話せないあかちゃんに対する声かけについて紹介します。
・赤ちゃんの声かけって重要って言うけど、どんな効果があるの?
・赤ちゃんの反応がないけど、意味あるの?
・赤ちゃんの声かけが苦手。どうしたらいい?
こんな悩みや考えを持つ方にぜひ読んでもらいたい記事です。
・赤ちゃんへの声かけは子供の成長に良い効果がある
・苦手な人も自然に声かけできるようになります
実は私も苦手だった
赤ちゃんへの声かけですが、実は私も苦手でした。
考えてみると下記の3つの理由があります。
・恥ずかしい
・反応がない
・なんて声をかけていいか分からない
恥ずかしい
1つ目は「恥ずかしい」です。
第一子の時に感じていたのですが、周りからどう見られているか気になってしまい、声かけしづらかったです。
普段家ではあまり話さない私が、「子どもができたらいっぱい話しかけてる」と思われたらなんか恥ずかしいなと思ったり。
今考えるとどうでも良いことですが、周りの反応が気になって、声かけしづらかったですね。
反応がない
生まれたばかりの赤ちゃんは、声かけしても反応がありません。
目も見えないので、こちらを見たりすることもできませんので、人形に話しかける感覚に近いです。
ずっと話しかけてるのに一方的で反応がなく、あまり楽しさを感じることもできませんでした。
2~3カ月を過ぎるとこちらの反応を見て笑ってくれる社会的微笑が始まるので、そこからは少し楽しさを感じることができるようになりました。
なんて声をかけたらいいか分からない
初めての赤ちゃんだと何をしたらいいか分からないですよね。
声かけも一緒で「なんて声かけしたらいいかわからない」と思っていました。
どういう内容で、どういう口調で声かけしたらいいのかなと迷ったりしましたね。
また、赤ちゃん言葉を使ったりする必要がないのに「使った方がいいのかな?」とか変に考えてしまったり。
気にせずに思ったことを口に出せばいいのですが、それすらも分かっていなかったですね。
声かけの重要性と効果
声かけには色々な効果があり、生まれたばかりの頃からいっぱい声かけしてあげた方が良いと言われています。
ここでは、声かけの効果について紹介します。
- 親とのコミュニケーション
- 言葉を理解する
- 赤ちゃんと親との関係づくり
親とのコミュニケーション
声かけは親とのコミュニケーションになります。
まだ言葉を話せない赤ちゃんですが、声かけを聞いているだけでもコミュニケーションになります。
実は生まれて間もない赤ちゃんであってもお母さんの声は聴き分けることができると言われています。(1)
一方通行のコミュニケーションに思えても、声かけを通していつも守ってくれる大切な人を認識しているのです。
言葉や話すことを理解する
声かけを通して、赤ちゃんは言葉を少しづつ理解します。
最初は反応のない赤ちゃんも1カ月が経つとこちらの目を見るようになり、2カ月が経つと「あー」とか「うー」というクーイングが始まります。
3カ月を超えるとこちらの声かけに笑って反応する社会的微笑が始まり、少しずつコミュニケーションが取れるようになります。
さらに8か月ごろになると「マンマン」といった発語しやすい同じ音を繰り返すおしゃべりの反復喃語が盛んになり、1歳頃に「ママ」や「ブーブー」など意味のある言葉を話す子どももいます。(1)
赤ちゃんは親の声かけを通して、少しずつ言葉を覚えて、発音の練習をして、言葉や話すことを理解していきます。
赤ちゃんと親の関係づくり
赤ちゃんと親の関係づくりにつながります。
毎日の声かけによって、赤ちゃんはお世話をしてくれる大切な人はだれかということを理解します。
また、親が赤ちゃんが発した言葉に反応したり、真似したりすると、赤ちゃんは「自分のことを見てくれている」という喜びにつながります。
この喜びの積み重ねから信頼関係が構築されます。
声かけが苦手な人向けアイディア6選
私もそうだったように声かけが苦手な人はいると思います。
「なにを話せばいいんだろう」と思ってしまう方もいますよね。
「なんでもいいんだよ」と言っても、「何も浮かばない」という方も。
そこでここからは、声かけのアイディアを6つ紹介します。
まずは、声かけのコツから見ていきましょう。
- 天気や周りの環境
- 赤ちゃんの行動
- 赤ちゃんの心情
- あかちゃんの声を真似
- 親の感情
- これからする行動を伝える
声かけのコツ「マザリーズ」
まずは、声かけをするときのコツですが、「マザリーズ」というものがあります。
普段お母さんが赤ちゃんに声かけする時に無意識のうちに込められる独特の抑揚があると言われています。
それを「マザー(Mother)」に「ese」を付けて「マザリーズ(Motherese)」と言います。
具体的には、下記のポイントを意識して声かけをすると良いと言われます。
話し方は個人差がありますので、必ずしも全て満たす必要はありませんが、赤ちゃんの注意を惹いたり、安心感を与えると言われています。(2)
- 話す声のトーンが高い
- 抑揚を大きく
- ゆっくりしたテンポで
- 相手の反応を待つように間をとる
- 同じ言葉を繰り返す(3)
天気や周りの環境
毎日変化する天気や環境について声かけしてみましょう。
天気が良いときは「天気がいいね」「暖かいね」
風が強いときは「風強いね」「ちょっと寒いね」
毎日変わるので話題も尽きないと思いますよ。
赤ちゃんの行動
赤ちゃんの行動に合わせて話をしてみましょう。
おててを口に入れていたら「おてて食べちゃうの」
キックしてたら「あんよキック上手ね」
赤ちゃんの心情
赤ちゃんの心情を話しかけてみるのも良いです。
赤ちゃんが目をこすっていたら「眠たい?」
赤ちゃんが泣いていたら「お腹減った?」
赤ちゃんの気持ちに寄り添う言葉も増えて良いですよ。
あかちゃんの声を真似する
特にクーイングを行う生後2か月ぐらいから使えます。
赤ちゃんが「あー」と言ったら親も「あー」と言ったりするだけです。
赤ちゃんは自分の声にこちらが反応してくれるのが嬉しくなりますので、赤ちゃんとの絆も深まりますよ。
親の感情
親の感情をそのまま伝えるのもいいです。
赤ちゃんが眠たそうにしてたら「お母さんも眠たいなぁ」
赤ちゃんがニコニコしてたら「お母さんも嬉しいなぁ」
これからする行動を伝える
これからする行動を伝えるだけでも良いです。
「お風呂に入るよ」とか、「おっぱい飲もうね、上手に飲めるかな?」とかでも大丈夫です。
時には1人の時間も大切
これまで声かけの重要性や声かけのアイディアについて紹介しましたが、常に声かけをする必要はありません。
赤ちゃんも自分の体を見つめて体の動きを理解したり、キックをして周りの反応を見たり、自分で遊ぶことができるようになります。
またそういった1人の時間も大切ですので、無理せずに声かけしていくようにしましょう。
参考文献
(1)汐見稔幸、榊原洋一、中川信子(2003)「はじめて出会う育児の百科」
(2)児玉珠美(2015)「0歳児におけるマザリーズの効果に関する一考察」
(3)ヤマハ音楽教室HP「赤ちゃんの言葉を育てる「マザリーズ」知ってる?」
まとめ
taka
今回は0~1歳までを対象にした声かけについて紹介しました。
声かけには主に下記の効果があり、赤ちゃんと親とのコミュニケーション、関係を深めることにつながります。
- 親とのコミュニケーション
- 言葉を理解する
- 赤ちゃんと親との関係づくり
私も以前そうだったように声掛けが苦手な方もいると思うので、今回紹介した声かけのアイディアを活用してもらえると嬉しいです。
- 天気や周りの環境
- 赤ちゃんの行動
- 赤ちゃんの心情
- あかちゃんの声を真似
- 親の感情
- これからする行動を伝える
声かけは生まれてから誰でもすぐにできるコミュニケーションです。
ぜひ積極的に声かけをしてみてくださいね。
それでは!