この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは。
takaです。
もうすぐ3歳になる娘が、「かして」と言われても「いいよ」と返せなくなってきました。
「妹にぬいぐるみかしてあげて」と言っても「イヤだ」。
ひどいときにはだれも使ってない公園の遊具で他の子が遊ぼうとすると「ダメ!」と言って使うのを止めようとしに行きます。
困ってしまうなぁと最近思っていたので、対応について紹介します。
・お友達におもちゃを貸してあげられない
・弟のおもちゃを取ってしまう
・おもちゃを貸したくなくて、お友達を突き飛ばしてしまった
こんな子どもを持つ親御さんにぜひ読んでもらいたい記事です。
結論、未就学児は「かして」、「いいよ」ができなくて、当然です。
親としてはちょっと心苦しい部分もありますが、子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。
・「かして」、「いいよ」ができるのは相手の気持ちを理解できるようになってから
・相手の気持ちを理解できるようになるのは、おおよそ5歳
・子どもの気持ちに寄り添いつつ、気をそらしてうまく付き合いましょう
なぜ貸せないのか
なぜ「貸せない」のでしょうか?
それには理由が2つあります。
細かく見ていきます。
・自分の大切なおもちゃを知らない人に貸したくない
・相手の気持ちを理解できないから
自分の大切なおもちゃを知らない人に貸したくない
まず1つ目の理由は、自分の大切なおもちゃを知らない人に貸したくないことにあります。
親からすると
「子供同士だし、誰であっても貸してあげるのが当然」
「お友達なんだからいいじゃん」
「貸してあげられないなんていじわる」
と思ってしまうかもしれません。
ですが、これを大人に置き換えるとどうでしょうか?
例えば、公園でたまたま出会った男の人に「そのバッグいいですね、ちょっと貸してください」と言われたらどうでしょうか?
まず貸さないですよね。
それに対して、「悪い子」とか「いいじゃん、貸してあげなよ」と言われても貸さないですよね。
少し極端な例ですが、子どもからすると状況は同じです。
知らない人にいきなり自分の大切なおもちゃを貸すなんて、怖くてできないですよね?
・おもちゃが返ってくるか
・壊されたりしないか
心配ですよね。
それは、知っているお友達から「かして」と言われたときも同様です。
親からするとなんでできないんだろうと言うことも子どもを親に置き換えるとなぜかが分かりやすくなります。
相手の気持ちを理解できないから
小さな子供はまだ相手の気持ちを理解できません。
私もよく
「お友達いやだと思うよ」
「お友達も遊びたいんだよ」
と言ってしまうのですが、3歳の子どもはまだ脳が未発達で相手の立場に立って物事を考えることができません。
相手の気持ちを理解できるようになるのは、おおよそ5歳ぐらいと言われています。(1)
そのため、「かして」と言われても「そのおもちゃが欲しい」相手の気持ちが分からずに自分の気持ちに従うのです。
参考文献
(1)汐見稔幸、榊原洋一、中川信子(2003)「はじめて出会う育児の百科」
対処法
主な対処法は2つあります。
それぞれ紹介します。
どちらも子供が納得した上でやることが大切ですので、おもちゃを取るような方向に無理に持っていかないようにしましょう。
・「いつになったらかせるか」聞いてみる
・別の遊びを具体的に提案してみる
「いつになったらかせるか」聞いてみる
まずは、「いつになったらかせるか」聞いてみてください。
まだ遊びたいと思っている子どもであれば、この後にやりたい遊びがあるのかもしれません。
子どもの予定や意思を尊重して、自分で貸すタイミングを決めさせてあげてください。
娘に対して、この方法をやってみましたが、「貸したくない」という気持ちが先行して自分で決めることができませんでした。
子どもや状況によると思いますので、1つのアイディアとして試してみてください。
別の遊びを具体的に提案してみる
次に具体的な遊びを提案して、気をそらしてみてください。
子どもが想像しやすいように具体的であることが大切です。
また、その子どもが好きなジャンルや遊びと絡めると良いです。
例えば、娘は「青」と「お絵描き」が好きなので、
「青のクレヨンを使っておさかなさんのお絵描きしようよ」
という感じです。
その提案が今の遊びよりも魅力的なものであれば、子どもは今の遊びを止めて、提案にのってくれます。
貸さないと言うのは、自分の意思表示
かさないと言うのは、自分の意思表示です。
見方を変えると自分の考えを持って自己表現をしている成長の証でもあります。
また、無理に取り上げて貸してしまったり、納得していないのにおもちゃを渡してしまうのも子供からすると「自分の意思は関係ないんだ」、「自分の気持ちは無視される」と思うかもしれません。
むしろ「大切なおもちゃだから貸せない」、「まだ遊びたい」と自分の気持ちを正直言えた方がいいです。
子どもの気持ちに寄り添ってあげて、他の遊びを具体的に提案して、気をそらすようにしてあげましょう。
まとめ
taka
今回は、子どもの「かして」、「いいよ」について紹介しました。
おもちゃをかせないのは当然ですし、子どもの気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。
相手の気持ちを理解できるようになるのはおおよそ5歳ぐらいで、そのころから社会性も身に付き、自分たちで問題も解決できるようになります。
子どもの意思を大切にしつつ、気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
今回の投稿が皆さんのお役に立てたらうれしいです。
それでは!