【食費節約】食費の目安(平均とエンゲル係数)と我が家の節約術6選

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こんにちは。
takaです。

先日我が家の節約について投稿をしましたが、その中で食費を節約していることにも触れました。
我が家では外食を1回/月、毎日の食費を切り詰めて4.5万円/月内にすることを目標にしています。

これは投資したい額から逆算して立てた目標ですが、一般的な食費はどうなっているのでしょうか?
我が家の食費が適切なのか、知りたい人も多いと思います。

そして食費を考える上でポイントとなるのが、支出に占める食費の割合を示したエンゲル係数です。

今回は政府統計から割り出した食費の平均やエンゲル係数から食費の目安を確認し、そして我が家で実践している節約術を紹介します。

エンゲル係数とは

エンゲル係数とは支出に占める食費の割合を示したものです。

エンゲル係数が高い=その他にかける金銭的余裕が無い」ということを表しますので、この係数が高いほど生活水準は低いとされています。

また、食費にどれぐらいかけているかもわかりますので、食費をかけ過ぎていないを確認するための1つの指標となります。

計算式は下記の通りです。

エンゲル係数(%)=食費÷総支出×100

例えば、食費が5万円で総支出が25万円の場合、5万円(食費)÷25万円(総支出)=25%がエンゲル係数となります。

食費の目安を確認しよう

ここからは政府統計データを確認して、一般的な家庭の食費がどうなっているのか、見ていきましょう。

皆さんの食費が平均より高いのか、低いのか、参考になると思いますので、自分の家庭がどうなのかも見てみてください。

世帯人数別の食費平均とエンゲル係数

まずは世帯人数別に政府データを集計しました。

世帯人数 食費(月額) エンゲル係数
世帯人員1人 38,410 25%
世帯人員2人 66,327 27%
世帯人員3人 77,578 27%
世帯人員4人 87,017 27%
世帯人員5人 92,333 28%
世帯人員6人以上 105,102 29%
平均 62,531 27%

政府統計の総合窓口「家計調査(家計収支編) 2021年」から作成

当然ですが、世帯人数が増えれば、食費は増えます。
一方で世帯人数が増えてもエンゲル係数そこまで増えません。

また、世帯人数が2人以上の場合、1人増えると約1万円程度増えていきます。

食費平均は6.2万円で、エンゲル係数平均は28%です。
このことから7万円、20%後半が1つの目安になると言えます。

年収別の食費平均とエンゲル係数

次に年収別に下記表にまとめました。

年収 食費(月額) エンゲル係数
~233万円 39,358 31%
233万円~354万円 55,508 30%
354万円~506万円 66,857 29%
506万円~740万円 74,250 28%
740万円~ 94,320 25%
平均 66,059 28%

政府統計の総合窓口「家計調査(家計収支編) 2021年」から作成

年収が上がるにつれて食費が高くなる傾向があるが分かると思います。
逆にエンゲル係数は年収が高くなるにつれてエンゲル係数は低くなる傾向です。

先で触れたように「エンゲル係数が高い=生活水準が低い」です。
一般的に年収が上がると生活水準は高くなりますので、エンゲル係数が低くなるというのがデータでも現れていますね。

食費平均は6.6万円で、約4~9万円です。
エンゲル係数平均は28%で、年収別の平均は25~31%です。
世帯人数別で見た時と同様に7万円、20%後半が1つの目安になると言えます。

ただし節約をしたいのであれば、年収が増えても生活スタイルを変えない(食費を増やさない)ようにしましょう。
年収が増えると外食を増やしたり、いいものを食べたいと言うのは理解できますが、他の人と同じことをやっていてもお金はたまりません。

皆さんの食費はどうですか?

平均から見て、皆さんの食費はどうだったでしょうか?
世帯の人数によって異なると思いますが、約7万円、エンゲル係数20%後半に収まっているでしょうか?

我が家は年間支出:320万円(投資除く)に対して食費:54万円(4.5万円/月)ですので、エンゲル係数は約17%に抑えようとしています。
旅行中の食費は含まない前提なので、実際はもう少し高くなると思いますが、全国平均からするとかなり低い水準ですね。

皆さんも一度計算してみてください。
そして具体的な目的を立てて、いくら食費を節約する必要があるのか、考えてみましょう。
前回の投稿で家計見直しのポイントを紹介していますので、参考にしてもらえると嬉しいです。

食費の節約術

ここからは我が家で実践している食費の節約術を紹介します。
生活スタイルによって合う合わないはあるので、アイディアの1つとして見てもらえるといいかなと思います。

取り入れてもらえると嬉しいですね。

外食を減らす

まず基本ですが、外食の頻度を減らすことです。

・疲れて帰ってきて作る気力がなくてついついガストへ
・買い物していたらお昼の時間になってしまってついついマックへ

なんてこと皆さんよくあると思います。

我が家も以前はそうでしたが、育休に入るにあたり1回/月の外食をルールにして、夫婦で守るようにしています。
疲れて帰ってきそうな日は簡単な夕食にしたり、外出中にお昼の時間になるときはお昼ご飯を持参するようにして、ルールを守っています。

ちなみに政府統計によると全世帯平均で外食に9,814円/月使っているようです。
年間だと約12万円になります。

1回/月まで制限するのは厳しいかもしれませんが、ついつい外食してしまうのを止めて、回数や金額に制限を設けて管理すると良いと思います。
実は外食の回数を制限するときちんと食べたいものを選んで外食するようになり、1回当たりの外食の質は高まります。
満足度もそこまで下がらないのが実感です。

献立を1週間決めてまとめ買い

次に1週間の献立を決めてまとめ買いをし、買い物の頻度を少なくすることです。

買い物行くと安くなっていたりして目的以外のものを買ってしまいがちです。
献立を決めて、目的のものをはっきりさせてから買い物に行けますので、無駄な買い物も減ります。

さらに献立を毎日考えたり、毎日買い物に行くことを防げ、時短にもなります。

1週間の献立に合わせて買い物することで毎回食材を使いきれますので、冷蔵庫が込み合って、食材を探したり、腐らせてしまうリスクも減り、メリットいっぱいです。

安いスーパーでまとめ買い

スーパーそれぞれに特色があります。

肉が安いお店、魚が豊富なお店、野菜が新鮮なお店など、それぞれのお店によって得意分野がありますので、お店の得意分野の食材をまとめて買うようにしましょう。

また、どこのスーパーもネット上でチラシを確認できます。
献立を決める際に近所のスーパー3~4件のチラシを見ておいて、どこで何を買うか、決めておくと良いです。

ただし、10円や20円が安いから1商品のためにスーパーをはしごするのは止めておきましょう。
節約効果は薄いですし、何よりも自分の時間はお金よりも貴重です。

季節のもの、安い食材を使う

季節のもの、安い食材を使うようにしましょう。

季節のものは安くなる傾向がありますし、旬ですので味もおいしいです。
四季を感じることもできます。

また、もやし、豆腐、卵、キノコ類など安い食材を積極的に使うようにしましょう。

ホウレン草や小松菜などを買えば100~200円近くしますが、もやしだったら20~30円です。
70~170円異なります。
これを毎日の食事に取り入れたら2.5~6.2万円の節約になります。

1日当たりは小さな額ですが、1年続けると大きな違いを生みます。

買う食材の種類を絞る

使う食材が一緒になるように献立を考えて、買う食材の種類を絞るようにしましょう。

複数の食材や汎用性の低い食材を買うと、冷蔵庫に長期間保存してしまって鮮度を落としてしまったり、使いきれなくて腐らせてしまったりと良いことがありません。

せっかく大切な資産を使って買うのであれば最後まで使い切りたいです。
ぜひ汎用性の高い食材を意識して買う食材の種類を絞るようにしましょう。

作り置き、冷凍保存する

食材が安いときに大量に買って多く作って作り置きしたり、冷凍保存するようにしましょう。

食材が安いときは限られていますし、毎日料理する際に作る分量を増やして作り置きや冷凍保存すれば、作る手間も省けます。

食事を作るのがめんどくさいときに冷凍から使えて、無駄な外食も減らすことができますので、一石二鳥です。

まとめ

taka

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

いかがだったでしょうか?

今回は食費に絞って食費の目安や節約術について紹介しました。

食費の目安は、世帯や収入によって異なりますが、平均は7万円でエンゲル係数20%後半が一つの目安です。
ここで注意なのが、年収が上がるにつれて食費も増える傾向がありますが、節約したいのであれば、年収が上がったからと言って食費を上げないようにしましょう。

また、上記はあくまでも平均ですので、目標を立てるときの目安として、具体的な目的を達成するためにいくら節約する必要があるのか、目標を立てるようにしましょう。

節約術は6つ紹介しました。

どれも今日からできる節約術ですが、生活スタイルや世帯人数によって合う合わないはあると思いますので、気に入ったものを取り入れて食費の改善に役立ててもらえたらうれしいです。

今回の投稿が皆さんのお役に立てたらうれしいです。

それでは!

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