この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは。
takaです。
妻に「子育てで一番困ったことって何?」と聞くと「遊び食べ」と言われました。
「蕁麻疹が出たのも遊び食べのストレスだったかも」と。
自分が手間暇をかけて作ったご飯で遊ばれるのは苦痛そのものだったとのことです。
今では子供の食事も私が作っているので、その苦痛がよくわかります。。。。。
「あーせっかく作ったのに!」
「投げないで、もったいない」
「そんなにぐちゃぐちゃしないで。。。。。」
もうすぐ娘は3歳になりますが、今でも1日に1回はこんなことを思う場面があります。
そこで今回は「遊び食べ」をテーマに原因や対処法について紹介します。
・遊び食べがひどくて毎日の食事が苦痛
・どうにかして遊び食べを止めさせたい
・みんなどういう対策を取っているのか気になる
こんな方々に読んでもらいたい記事です。
結論、遊び食べはいいことばかりなので、うまく付き合いたいです。
えーと思うかもしれませんが、ぜひ読んでみてください!
・遊び食べから学ぶことは多く、良い点が多い
・遊び食べを止めさせるのではなく、できる対処を取ってうまく付き合いたい
遊び食べとは
遊び食べとは、8カ月~2歳頃の子供によくみられる食べ物や食器で遊んでしまう行為です。
・食べ物を手に取ってぐちゃぐちゃこねる
・食べ物を机に擦り付ける
・食べ物(食器)を投げる
・食べ物(食器)を地面に落とす
・食べ物を口に入れてブーと吐き出す
こういった行動を「遊び食べ」と言いますが、具体的な定義はありません。
どの子どもも程度の差はあれど、必ず遊び食べをします。
さらに2歳からのイヤイヤ期と重なると特にひどくなると言われています。
子供用に作ったご飯が無駄になり、ご飯の片づけや汚れた子どもの対応など、親の負担が増えるため、遊び食べを止めさせたいと思う親御さんが多いと思います。
そんな遊び食べも、3歳頃には治まると言われています。
子どもも毎日の食事に慣れ、少しずつ興味の対象が変わります。
つまり必ず終わります。
一時的なことなので、ぐっと我慢して、余裕がある時に写真やビデオを撮っておきましょう。
あとから思い出話になりますよ!
遊び食べは欠かせない成長過程の1つ
遊び食べは欠かせない成長過程の1つです。
遊び食べを通して子供は色々なことを学んでいると言われています。
遊び食べの代表的な効果は下記の通りです。
詳しく見ていきましょう。
・体験を通して学んでいる
・食べ方を学んでいる
・好き嫌いが減る
体験を通して学んでいる
子どもは頭を使って理解することが難しいので、体験を通して学んでいます。
食事も体験です。
目で見て、手で触って、匂いを嗅いで、口に入れて味わって、握ったときの音や感触を5感を通して、体験して学んでいるのです。
親から見ていると「何度も同じことをして」、「この前もそれ止めてって言ったじゃん」と思うこともあるかもしれないですが、子供にとっては色々と試して、体験しています。
体験することで、「この食べ物は〇〇」と理解を深めています。
食べ方を学んでいる
遊び食べを通して、食べ方を学んでいます。
ある程度大きくなると食べることは当たり前になりますが、トレーニングが必要です。
・スプーンですくって、食べ物を口に運ぶ
・噛む、飲み込む
・舌を動かす
・味、触感に慣れる
すべて初めてで、少しずつ慣れる必要があります。
食べることは単純な作業に思いがちですが、実は複数の行動が合わさって初めてできる複雑な行動です。
好き嫌いが減る
様々な食材で遊び食べをすることによって好き嫌いが減ると言われています。
ロイター紙の報道によると遊び食べが食べ物の好き嫌いに関連する「食物新奇症」(珍しいものや見慣れないものに恐怖や警戒心を抱く行動)になる確率を下げるとのことです。
Researchers in the U.K. asked a group of kids to search for buried toys in mashed potatoes and jelly and found that the children who were comfortable getting their hands dirty at the table were less likely have a condition known as food neophobia, a fear of tasting new things.
“Although this is just an association, the implication is that getting children to play with messy substances may help their food acceptance,” lead study author Helen Coulthard, a psychology researcher at De Montfort University in Leicester, U.K., said by email.
イギリスの研究者たちが、子供たちにマッシュポテトやゼリーの中に埋まっているおもちゃを探してもらったところ、食卓で手を汚すことに抵抗がない子供たちは、新しいものを味わうことを恐れる「食物新奇症」と呼ばれる状態になる確率が低いことがわかりました。
「これは単なる関連付けですが、その意味するところは、子供たちが汚い物質で遊ぶようになることで、食べ物の受容を助けるかもしれないということです」と、研究主導者のヘレン Coulthard、英国レスターのドモントフォート大学の心理学研究者は電子メールで述べている。
(出典:REUTERS「Playing with food may help preschoolers become less picky eaters」)
好き嫌いが減ると断言されているわけではないですが、関連性は指摘されています。
たしかに小さなころから遊び食べをして、食べ物に親しんでいると好き嫌いが減るというのは、素人感覚でも理解しやすいかなと思います。
我が家の娘は野菜嫌いなので、もう少し遊び食べをさせた方が良かったのかなと思うこともあります。
ちなみに野菜嫌い克服については過去に記事を投稿していますので、そちらも合わせて読んでもらえると嬉しいです。
対処方法
遊び食べは成長に欠かせないと紹介しましたが、それでも親としてはどうにかしたいですよね。
我が家の対策方法は以下の通りです。
良い面もたくさんあるので遊び食べを止めさせるのではなく、うまく付き合っていきたいですね。
・汚れ対策を行う
・おもちゃを片づけて、TVも消す
・時間を決める
・ルールを決める
・お腹がすいていない可能性がある
・遊ばせる
汚れ対策を取ろう
まずは汚れ対策をしてください。
具体的には、環境と子どもに対策が分かれます。
環境は、汚れたら嫌だと思うものをあらかじめ撤去して置いたり、掃除しやすい環境を作ります。
例えば、カーペットを撤去したり、床に新聞紙を敷くことですね。
我が家でも遊び食べが始まってからカーペットは撤去しました。
子どもは、洋服をいかに汚さないか、また汚れた後の処理が楽なるようにしておきます。
子どもの汚れ対策はエプロンが一般的だと思いますが、我が家ではつかみ食べも多かったので、長袖のスモッグを買いました。
完全防水ではないですが、洋服も汚れず、とても良かったので、お勧めですよ。
おもちゃを片づけて、TVも消す
おもちゃが近くにあったり、TVが付いていたりすると食事モードに入った子供の気が散ってしまいます。
また、おもちゃで遊び食べをされたら大変ですので、おもちゃは片づけて、TVは消して環境を整えましょう。
時間を決める
食事の時間を決めて、それでおしまいとしてしまうのも1つの方法です。
遊び食べを一度始めてしまうとキリがないですし、親としては苦痛な時間が続くことになります。
また1歳頃の子供が食べ続けられる時間も10~15分程度と言われています。
あらかじめ30分でおしまいなど、時間を決めてあげるようにするとメリハリもつきますし、親も精神的に楽です。
我が家も昔は食事に2時間かけていましたが、今では40~50分程度で終わるようにしています。
食事の時間が短くなるとこっちの気持ちも楽ですよ!
ルールを決める
あらかじめ食事のルールを決めて、子供と共有しておくも良いです。
例えば、「お茶を床に履き戻ししたらおしまい」、「食べ物を投げたらおしまい」など、行動をルールにすると良いです。
その行動を取ったら必ず食事を止めて、怒るのではなく冷静に伝えるようにしましょう。
お腹がすいていない可能性がある
最初から食べずに遊び続けている場合は、お腹がすいていない可能性があります。
朝食、昼食、夕食の間の時間を空けるようにしたり、おやつを少し少なめにしてみると良いです。
遊ばせる
最後は、遊ばせるです。
これまでお伝えした通り遊び食べには良い面が多くあります。
悪い面は食事が無駄になる、汚れる、片づけが大変と親の負担面です。
親の気持ちが許す限り遊ばせてあげることが子供にとっては良いです。
もちろん親の気持ちが許す限りですので、過度な負担は禁物です。
自分と相談しながら「今日はちょっと余裕があるから」と思えた時に遊ばせてあげてください。
きっとお子さんも満足すると思いますよ!
まとめ
taka
今回は遊び食べについて紹介しました。
遊び食べの対処法は下記の通りです。
・汚れ対策を行う
・おもちゃを片づけて、TVを消す
・時間を決める
・ルールを決める
・お腹がすいていない可能性がある
・遊ばせる
遊び食べは親の負担が増えますし、止めて欲しい行動であるのは間違いありませんが、子供の成長にとって欠かすことのできない行動の1つです。
ちなみに今回遊び食べについて英語でも調べてみたところ、遊び食べのメリットの記事がたくさん出てきました。
一方で日本語で調べると辞めさせるとか対策とか少しネガティブな捉え方をしている記事が多く出てきましたね。
日本と海外で遊び食べのとらえ方は違うのかもしれません。
今回紹介した通り遊び食べにはメリットも多くあり、止めさせるのではなく可能な限りうまく付き合っていきたいですね。
今回の投稿が皆さんのお役に立てたらうれしいです。
それでは!