【子供の野菜嫌い克服?】我が家の対策8選

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こんにちは。
takaです。

子どもの食事の好き嫌いはとても多いと思いますが、我が家では娘(2歳)の野菜嫌いが1年以上継続しています。
離乳食の時は問題なく食べていたのに今では少しでも野菜が入っていると「食べない」とか「嫌だ」と言われてしまって困っています。

大した量も入ってないし、そんなに味のする野菜じゃない、しかも作ったものが無駄に、、、とちょっとイライラしてしまったり。。。。。
恐らく皆さんも少しは経験があるのではないでしょうか?

今回は、「子供の野菜嫌い」をテーマに野菜嫌いの理由も含めて、我が家で実践した野菜嫌い対策を紹介します。

74%の子どもは嫌いな野菜がある

カゴメ株式会社が2019年に行った調査によると3~12歳の子供のうち、74%が「嫌いな野菜がある」と回答しています。
その中には、「野菜が好き」と回答しているにも関わらず、「嫌いな野菜がある」と回答している子供もいるようです。

また、年代別に見ると年齢が上がるにつれて野菜好きの割合が少しづつ増えています。

子どもの野菜嫌いは珍しいものではなく、むしろ多くの子供に当てはまると言えるでしょう。
年齢が上がると野菜好きに変わっていく傾向があるのは興味深いですね。


カゴメ株式会社「子どもの野菜に対する意識調査」より

野菜嫌いの原因

では、野菜が嫌いになる原因はどういったものがあるのでしょうか?
主な原因は下記の2点です。

野菜が本能的に嫌がるような味を持つ

味には「甘味」「旨味」「塩味」「酸味」「苦味」という5種類があります。
この味にはそれぞれ役割があると言われています。

・「甘味」→エネルギーを知らせる
・「旨味」→タンパク質を知らせる
・「塩味」→ミネラルを知らせる
・「酸味」→腐敗や未熟なものを知らせる
・「苦味」→毒を知らせる

「甘味」「旨味」「塩味」は体の成長に欠かせないもので、本能的に人間が好んで食べられる味と言われています。
一方で「酸味」「苦味」は、腐敗や毒を知らせる役割があると言われ、危険を避けるために本能的に嫌がる味です。

野菜には「苦味」が多く含まれるため、野菜嫌いになることが多いのです。

新奇性恐怖

あまり馴染みの無い言葉かと思いますが、「新奇(目新しい)+恐怖」、つまり珍しいものや見慣れないものに恐怖や警戒心を抱く行動を新奇性恐怖と言います。

人間が生き残るための本能的な反応です。
見慣れない食材に対して警戒心を抱くのは大人も同じですね。

子どもの成長に従い、経験値が増え徐々に減少する行動ですので、様々なものを食卓に登場させた方がいいと言えます。

野菜食べなくて大丈夫?

野菜嫌いになると食べさせるのに本当に苦労します。
むしろ食べさせることができない場合が多いと思います。

野菜を食べなくて大丈夫なのかと心配になりますが、他の栄養素が取れていて、医者に注意されるほどの健康状態でない限り、そこまで神経質になる必要はないと言われています。

無理やり野菜をあげることで食事の時間が苦痛になったり、食べないことに対して親がイライラしないように気を付けましょう。

野菜嫌い克服方法

ここからは我が家で実践した野菜嫌い克服方法について紹介します。

克服方法の基本的な考え方は、子供が野菜に接する機会を増やして、野菜に興味を持ってもらうようにすることです。
接する機会が増えれば増えるほど、その対象に好感を持つようになる「単純接触効果」という心理効果を利用します。
その野菜を目にする回数が増えるほどに、嫌いなイメージは薄れていきます。

また、少しでも野菜を食べてほしいと親は思ってしまいますが、子供が食事自体が嫌にならないように無理やり野菜を食べさせるようなことは禁物です。
いずれの方法も子どものペースに合わせて、楽しく進めるように心がけるようにしましょう。

①大人がおいしく食べる見本を見せる

大人がおいしく食べる見本を見せることによって、野菜に対する警戒心を解き、興味を持ってもらうようにします。
親が「おいしい」と言って食べることで子供に少し食べてみようかなと思わせることがポイントです。

そしてもしも1口だけでも食べた場合は、大いに褒めてあげてください。
たとえ口から出してしまったとしても「チャレンジしてえらいね」など、子供の努力を認めるようにしてあげてください。

②調理方法を工夫する(細かく刻む、好きな味付けにするなど)

見た目や匂い、触感が苦手な子供もいます。
調理方法を工夫すると子供が食べられるようになることもあります。

③野菜が主人公の絵本を読む

野菜を題材にした絵本はたくさんあります。
ぜひ図書館に行って、子供と一緒に探してみてください。

野菜がより身近な存在になるように接する機会を増やすことが狙いです。

おすすめの野菜が主役の本をまとめていますので、そちらの記事も見てもらえると嬉しいです。

④おままごとのおもちゃで一緒に遊ぶ

おじいちゃんからプレゼントでもらったおままごとセットに野菜がいっぱい入っていたので、わが子はおままごとセットで野菜の名前を覚えることができました。

料理にも興味を持ってくれますし、食育にも良いです。

我が家で使用しているのは、これです。

⑤一緒に買い物に行く

一緒にスーパーなどに買い物に行き、野菜の話をするようにしましょう。実際に持たせたりするのも良いです。
「この前食べた〇〇だよ」など、食べたものがこれと分かると興味を持ってくれるようになります。

⑥畑を見に行く

⑤(一緒に買い物に行く)に近いかもしれませんが、一緒に畑に行き、野菜の話をするのも良いです。

近所に畑があるので、わが娘は1回/週程度のペースで見に行ったり、畑の近くを通ったりしています。

⑦料理を手伝ってもらう

これは野菜だけでなく、料理全般に興味を持ってもらえますし、イヤイヤ期で何でもやりたいわが子にはぴったりでした。
玉ねぎの皮を剥いたり、ボールに入れてもらうだけなどの簡単な作業でも大丈夫です。

そして食べるときには「〇〇ちゃんが作ってくれたご飯だよ」と言って食べると良いでしょう。

写真は、お好み焼きを混ぜてくれています。

⑧野菜の収穫体験

野菜を育てたり、収穫体験をすると野菜に触れることもでき、より興味を持ってくれるようになります。
食べるときは「〇〇くんが取ってくれた野菜だよ」と言いながら食べるとより良いと思います。

わが子もジャガイモ掘り、トマト狩り、いちご狩り、桃狩りなど、色々な収穫体験をさせています。

また、自宅で野菜を育ててみるのも良いと思います。

まとめ

taka

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

いかがだったでしょうか?

野菜嫌いの理由や克服方法について紹介させていただきました。

我が家は全部実践していますが、特に効果があったのは⑧(収穫体験)でした。
ジャガイモはフライドポテトしか食べなかったのですが、収穫体験後は他のじゃがいも料理も食べてくれるようになりました。

わが娘は少しずつ食べるようになることもあるのですが、時間が経つと再び食べなくなったり、一歩進んで二歩下がる状態です。
先日保健師相談に行って野菜嫌いについて相談してみたのですが、隣の親御さんはお肉嫌いを相談していました。
やはりみんな子供それぞれの悩みがあるんですよね。。。。

年齢が上がるにつれて野菜を好きになる傾向があるので、無理に食べさせたり、神経質になりすぎることは止めたほうが良いです。
また、好き嫌いは変化しますし、自己主張や自分の意思を伝えられるようになったということです。
成長している証と考え、あまり深く考えすぎないようにすると良いと思います。

今回紹介した方法もお子さんによって興味があるものとないものがあると思いますので、お子さんに合わせてトライしてみてください。

それでは!

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