読み聞かせがもたらす効果と絵本を好きになる方法3選

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こんにちは。
takaです。

赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせをやる家庭は多いですよね。
絵本は子供とのコミュニケーションも取れるし、簡単に手に入るので、お手軽に始められていいです。

・子どもの成長に良いから
・語彙力が付くから
・読書好きになってほしいから

と色々な思いを持って読み聞かせをやっていると思いますが、読み聞かせの効果って実際どうなんでしょうか?
また、絵本好きな子供にするにはどうしたら良いでしょうか?

今回は、読み聞かせの効果と絵本を好きになる方法について紹介します。

結論、読み聞かせはいいことばかりです!

そして

・なかなか落ち着いて絵本を読ませてくれない
・絵本を破いちゃう、食べちゃう
・絵本を読み始めるとすぐに本を閉じちゃう

そんな悩みを持っている方に我が家の絵本好きになる方法3選を紹介します。

昔は読み聞かせをさせてくれなかった娘も、3つの方法を実践して、今では絵本が好きで1人で読むようになりました。

この記事が皆さんの参考になると嬉しいです。

読み聞かせの効果

文部科学省は幼稚園の学習指導要領に読書について記載するほど、子供の読書を推進しています。

一般的に読み聞かせって良いイメージがあるし、色々と効果がありそうだなと思いますが、具体的な効果って案外知らないですよね?

調べてみると様々な効果がありましたので、紹介します。

【習慣】読書好きになる

読み聞かせで期待することの1つは、子供が大きくなって読書が好きになることだと思います。

文部科学省の資料によると小学校入学前に読み聞かせしてもらった子供の方が、読み聞かせしてもらわなかった子供よりも、約30%も多く読書好きな子供になったことが分かりました。(1)

小さなころから本に親しみを持ってもらうことが、成長してからも大切ということですね。

【語彙力】2カ月で6か月分の語彙力向上

読み聞かせをすることで、「話す」と「聞く」両方の力を伸ばすことができます。

東北大学・川島隆太教授が発表した研究結果によると、40組の家族を対象に8週間継続して読み聞かせを行った結果、およそ2カ月で6カ月相当の語彙の伸びが見られたとのことです。
また、聞く力についても平均的に向上したとの結果が得られました。(2)

【学力】学力の向上

OECDの調査「生徒の学習到達度調査(pisa 2018)」では、マンガやフィクションなどを読む子供とそうでない子どもと比べると読解力の平均点が高いことが分かっています。(3)

また、小学校でも中学校でも読書好きな子どもの方が、国語と算数(数学)の平均点が高い傾向がありました。(3)

読解力だけでなく、算数(数学)についても高い点数になるのは面白いですね。
絵本には総合的に学力を高める効果があると言えますね。

【対人関係】コミュニケーションスキル、礼儀・マナースキルが向上する

国立青少年教育振興機構の調査によると読書の頻度が多ければ多いほど、コミュニケーションスキル、礼儀・マナースキルが高い傾向があることが分かっています。(4)

語彙や学力は理解できますが、コミュニケーションスキルや礼節にまで読書が関係しているというのは意外ですよね。

出典:文部科学省HP

【情緒】リラックスできる

読み聞かせには、精神的に落ち着いたり、リラックスする効果があります。

元東京医科歯科大学教授である泰羅雅登さんが、読み聞かせを行ったときの子供の脳波を測定し、感情のコントロールを司る前頭前野の血流が減少したことを発見しました(5)

前頭前夜の血流減少は脳がリラックスしたり、落ち着いたりしている状態を表していて、読み聞かせには精神的に落ち着かせる効果があることが分かりました。

【親の情緒】ストレス軽減

読み聞かせは、子どもだけでなく、親にも効果があることが分かっています。

東北大学・川島隆太教授が行った調査によると、読み聞かせを8週間継続すると親のストレスが減ったということが明らかになりました。
さらに読み聞かせの時間が長ければ長いほど、ストレスも減る傾向があることも指摘されています。(2)

読み聞かせによって子どもの気持ちや行動が落ち着いて、ストレス軽減につながります。

【参考文献】

(1)財団法人 文字・活字文化推進機構「子ども読書活動推進に関する評価・分析事業報告書」
(2)東洋経済オンライン「「本の読み聞かせ」が親子共に絶大な根拠」

(3)文部科学省「絵本で子育てを楽しく」

(4)文部科学省「子供の読書活動に関する現状と論点」
(5)泰羅雅登(2009)「読み聞かせは心の脳に届く」

絵本好きになる方法3選

1歳頃の長女は、絵本に興味がなくて、読み聞かせをしても反応がなかったり、本を閉じて、どこかに行ってしまったりしていました。

ですが、今では絵本が大好きで、文字も読めないのに1人で黙々と読むこともあります。

そんな我が家の長女が絵本好きになった方法について紹介します。

コツコツと読み聞かせを続ける

まずはコツコツと読み聞かせを続けることです。
地味ですが、まだ絵本の中身や物語を理解できない子供にはこれが一番効果的でした。

我が家の長女は、最初は本を見ると破ったり、食べたり。。。(笑)
親が絵本を買うのを嫌になった時期もありました。

ただし、ボードブックの絵本に変えたり、壊れたら直して、暇を見つけては読み聞かせを続けるようにしていました。

ねんねのルーティーンに読み聞かせを加え、毎日寝る前に読み聞かせをするとそれが定着するように。

そこからは、興味が出てきて、じっとして読み聞かせを聞いてくれるようになりました。

興味があるものを取り入れる

次に興味があるものを取り入れてください。

好きなキャラクター、動物、お花、体を動かす体操系、音が面白い、なんでもOKです。
子どもが少しでも興味があればそれを題材にした絵本を読み聞かせしてあげてください。

興味があるものが少しでも絵本に載っていると食いつきも違うと思います。

我が家の娘の好みは、動物、ハロウィーン、体動かすでした。
逆にオノマトペのような音が面白い本には興味がなかったですね。

動物が体操しているような絵本やハロウィーンを題材にした絵本を読み始めてから少しずつ変わったよねと妻とも話をしています。

無理をしない

最後に無理をしません

子どもが興味がなかったり、すぐに読むのを止めてしまったときは子供のペースに合わせて止めてください。
翌日やちょっと間を空けてからトライしてみましょう。

最初に挙げたように少しずつコツコツ続けるためにも無理な時は無理と考えてOKです。

また、自分の時間的にも精神的にも余裕がないときは、お休みして大丈夫です。
我が家も絵本を破られたり、食べられたりしたときはめげて休みにしていました(笑)

今では絵本が好きになってくれているので、無理しないでコツコツ継続できたのが良かったなと思っています。

ぜひ図書館へ

ぜひ近隣の図書館へ行ってみてください。

図書館の本の量にかなうものはありません。
住んでいる市区町村だけでなく、隣の市区町村の図書館も利用できます。

大きな図書館になると読み聞かせ用のスペースや大きな紙芝居が置いてあったりして大人も楽しいですよ!

また、自宅で絵本をそろえようとすると高いですし、場所も必要です。
仕掛け絵本だとびっくりするような値段の時があります。

「図書館の絵本を破ってしまったらどうしよう」と図書館に行くのを尻込みしている方もいるかもしれません。
そういう方は、一度図書館に相談してみてください。

我が家も相談したことがあって、親身に話を聞いてくれました。
本の破損は、復元できないと費用請求と言われることが多いみたいですが、我が家は今のところ修理だけで済んでます。
※迷惑かけてすみません。

まとめ

taka

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

今回は読み聞かせの効果と絵本を好きになる方法3選について紹介しました。

読み聞かせの効果は、下記の通りです。

・読書が好きになる
・語彙力がつく
・学力が向上する
・コミュニケーション能力、礼節が身に付く
・リラックスできる
・親のストレス軽減につながる

子ども自身の語彙力や学力だけでなく、親に対しても読み聞かせは効果があることが分かりました。
親のストレス軽減は子供にとってもメリットになることですので、積極的に読み聞かせしたいですね!

子どもが絵本が好きになる方法は、下記の通りです。

・コツコツ続ける
・興味があるものを取り入れる
・無理をしない

我が家の場合、上記3つを継続して2歳ぐらいから習慣的に読み始めるようになりました。
今では、2週間に1回は図書館に行き、毎回上限数を借りてきて毎日読んでいます。

こういった習慣が大きくなってからも続くように、これからも読み聞かせを継続させていきます。

子どもとの良いコミュニケーションにもなりますので、みなさんもぜひ読み聞かせをやってみてくださいね!

それでは!

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