第二子の出産を機に医療保険を解約した3つの理由

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こんにちは。
takaです。

実は第二子が生まれるにあたって、夫婦そろって医療保険を解約しました。

第一子が生まれる前は妻に背中を押されて「保険の窓口」に4、5回行って、

・医療保険
・生命保険
・収入保障
・外貨建て生命保険(学資保険扱い)
・年金保険

のフルコースを契約しました(笑)

子どもが生まれる前はしっかり備えておかなきゃなと思ったこともあり、今考えるともう少し考えておけば良かったと思っています。
まあ、勉強代だと思うしかないですね。

今回はそんな私が、医療保険の解約に至った理由について紹介します。

そもそも医療保険とは

そもそも医療保険ですが、病気やケガをした際に一時金が支払われるものです。
特定の病気や疾患により一時金が支払われ、また入院の日数によって支払われる額が設定されていることが多いです。

一般的に万が一に備えて入っておくものとされていますね。

特に子供ができた時は妻が専業主婦ということもあり、「私に何か起きたら妻や子供たちが大変」と思うと心配で、今思うと安心材料として入っていたなと思う部分もあります。

医療保険を止めた理由

止めた理由の前に、そもそも医療保険(保険全般)は、会社がお金(保険料)を集めて運営しています。
保険会社ってよくCMでも見る通り、広告費等を大量に使って契約者を集めています。

そういうお金は医療保険として集めたお金から出てきていると言うことも理解しておいた方がいいです。

要は手数料を取っているわけですね。
商売ですので当然の話ですが、CMとか広告でよく見るっていうことはそう言うことです。

話が少しそれましたが、医療保険を止めた理由を紹介します。

公的保険が手厚い

そもそも日本の公的保険はかなり手厚いです。

この公的保険があって、ある程度貯蓄があれば、特に問題ないんじゃないかなと思っています。

・高額療養費制度

高額療養費制度は、手術等で病院や薬局に支払う1カ月の医療費が高額になった場合、一定額を超えると超えた分の金額が後で払い戻しされる制度のことです。

自己負担限度額の計算式は下記の通りです。

80,100円+(医療費ー267,000)×1%
※所得区分「現役並みⅠ(年収約370~770万円)」の場合

一般的に医療費は3割負担ですが、一般のサラリーマンの方であれば、高額療養費制度を使えばいくら医療費がかかってもおおよそ10万円/月程度になります。

なお、健康保険適用の治療に対してのみ高額療養費制度は適用されますので、要注意です。

・傷病手当金

病気やケガ等で会社で働けなくなった場合に生活を保障するための制度で、会社を4日間以上休むと支給されます。
支給期間は会社を休んだ4日目~1年6カ月です。

支給される金額の計算式は下記の通りです。

1日当たりの金額:【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】÷30日×(2/3)

つまり1年6カ月間、過去1年の年収の3分の2が支給されます。

なお、傷病手当は健康保険から支払われますので、会社員でないと支払いの対象にはなりません

実際に受け取れる額を計算してみると

次に実際に病気やけがをした際に受け取れる金額を計算してみました。

私が入っていた医療保険をベースに話をしますので、みなさんも自分が契約している保険に置き換えて計算してみてください。

例えば、がんになって1回手術して、入院を60日間した場合、受け取れる金額は135万円です。
※入院給付金は、最大60日間

・がん特約の一時金:100万円 ※2回目以降は50万円
・入院一時金;5万円
・入院給付金:5,000円×60日

合計:135万円

ちなみに終身保険で、30歳から60歳までの30年間保険料を支払う契約です。
保険料は10万円/年程度ですので、10万円×30年間=約300万円を支払う予定です。

つまり1回がんになっただけでは元を取ることはできません。

また、がん特約の一時金は2回目以降は50万円ですので、2回目以降は80万円程度に減ります。
こうなってくると300万円払っても元を取ったり、得をするのは難しいのが分かりますね。

また、入院も60日間が限度ですので、長期入院となると保険だけではどうにもならないです。

そして、何よりも保険は万が一のために入るためのものであって、元を取ったり、得をしたりするために入るものではないです。

こういう計算をしていると損得勘定が出てきてしまいますが、そもそも損をしたくないのであれば、保険に入らない方が良いです。
保険は会社が設計した商品ですので、トータルで見ると必ず会社が儲かるような仕組みになっています。

1年仕事を休んでも貯金でどうにかなる

資産を公開している通り、ある程度貯金があります。

1年ぐらいは仕事を休んでもどうにかなります。
それが一番の保険かもしれません。

人によって必要な貯金額はそれぞれですが、私は会社員ですので、1年分の生活費(400万円)があればどうにかなると思っています。

ただし

私は貯蓄が十分にあるなと思ったのと長期の入院となるとそもそも医療保険でもカバーしきれないなと思ったので、解約しましたが、考え方は人それぞれです。

フリーランスで収入が安定しない、また貯蓄が十分ない、保険に入らないと気持ち的に落ち着けない人など、金銭的、精神的な理由によって、医療保険は必要だとも思っています。

安易に解約を推奨する投稿ではないので、ご理解ください。
そして、ご自身で考えて自分の状況と照らし合わせてみてください。

まとめ

taka

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

いかがだったでしょうか?

私は、「公的保険の充実」、「保険金がそこまでもらえない」、「1年間の生活費の貯蓄」を理由に解約しました。
また、解約したことによって、夫婦で約2万円/月の節約になりました。

ネット上の情報を見ても、医療保険が必要という意見もありますし、不要という意見もどちらもありますね。
保険に対する考え方は人それぞれですし、家計の状況によって異なると思います。

紹介しましたが、貯蓄がなかったり、心配になってしまうような人は必要だと思いますので、きちんとご自身で考えてみると良いですよ。
あとはお金に関することなので、家族とよく相談してみてください。
重要な問題なので、一人で決めないようにしましょう。

こういうことって後回しにしがちなのですが、1回しっかり時間を取って考えておけば良いことなので、土日とかに半日ぐらい時間を取って考えてみてください。

継続するにしても解約するにしても1回自分で考えることが重要だと思います!

それでは!

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