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こんにちは。
takaです。
我が家の長女は現在2歳9か月でイヤイヤ期の絶頂を迎えています。
朝から
私「お着替えしようか」 娘「イヤ」
昼も
私「昼ごはん食べようか」 娘「イヤ」
夜も
私「歯磨きしようか」 娘「イヤ」
ことあるごとにイヤと言われ続けています。
毎日イヤイヤと言い続けて、こんなにイヤな毎日でストレス溜まらないかなと心配になってしまうほどです(笑)
家の中ではまだいいのですが、お出かけしても「イヤ」と言われて、言うことを聞いてくれないと本当に困ってしまいますね。
子どものイヤイヤ期を経験された方は分かると思います。
そして途方に暮れて、遠くを見つめてしまったことも(笑)
今回は、イヤイヤ期にスポットを当て、イヤイヤ期の対応法を紹介します。
イヤイヤ期とは
イヤイヤ期とは、子供に何を言っても何をしても「イヤイヤ」と言われて、時には暴れたりする時期のことです。
海外でもterrible two(ひどい2歳)と言われ、第一次反抗期とも呼ばれます。
子どもによって個人差はありますが、成長過程においてどの子も経験することです。
なぜイヤイヤ期は起こるのか?
子どもの成長には、感情や安心感など自分の内面を発達させる時期(内的感情)と外の世界に向かって行動力や認識力などを発達させる時期(外的適応力)が交互に訪れます。
内面を発達させて、それを土台に外への適応力を発達させます。
ただし内面の発達→外的な発達の移行がスムーズに進むわけではありません。
心身のバランスが崩れるので、うまくいかないことが多いのです。
この発達の移行がスムーズにいかず、心身のバランスが崩れていると「反抗」と言う形で表れてきます。
つまり、反抗期は子供が成長している証であり、子供の発達において欠かすことのできない過程です。
いつから起きるのか?
一般的には1歳半ぐらいから4歳ぐらいまでに起きると言われています。
始まる時期も終わる時期もどれぐらい続くかも子供によって様々です。
博報堂が行った調査によると1歳後半には約半数の子供がイヤイヤ期を迎え、2歳になると7割を超える子供がイヤイヤ期になります。
子供によっては癇癪を起して所かまわず泣き叫んだり、逆にあまりイヤイヤ期と分からないような子供もいるようです。
4歳頃になると脳が発達し、イライラなどの感情を言葉で解消できることで自己制御が可能となり、反発行動は減っていきます。
どういった行動を取るのか?
子どもによって様々ですが、代表的な行動は下記の通りです。
子ども自身の考えや欲求が豊かになるため、あらゆることに「イヤ」と言ったり、逆に自分で「やりたい」と言ったり、自己主張が強くなります。
・ご飯を食べない
・ご飯中に遊び始める
・着替えをしない
・帰りたがらない
・歯磨きをしない
・友達におもちゃを譲れない
・できないことをやりたいと言う
・泣き叫ぶ
イヤイヤ期の対応
親も人間ですので、イヤイヤと言われ続けてしまうと疲れたり、イライラが募ることもあると思います。
では、イヤイヤ期はどのように対応したらよいのでしょうか?
ポイントや具体的な対応のアイディアを紹介します。
子どもの気持ちを理解し、受け止めてあげる
まずは子供に対して、頭ごなしにダメと言わずに子供の気持ちを理解し、受け止めてあげるようにしましょう。
子どもの要求を言葉に出してあげて、「〇〇したいんだね」、「〇〇ができなくてイヤなんだね」と言ってあげてください。
子どもは自分のことが理解してもらえると気持ちが落ち着きます。
そのうえで、理由を説明して「パパは〇〇だと思うからやめてほしいんだ」と伝えるようにしましょう。
落ち着いて、お父さんやお母さんを主語にしたIメッセージを意識して伝えるようにしましょう。
先日我が家でも娘が意図的にコップのお茶を机の上にこぼしたときに、とっさに「なんでそんなことしたの?」と言ってしまいました。
すると娘は黙ってしまったので、今度は「コップのお茶をこぼしたくなっちゃったの?」と聞くと娘は「お茶がぴちゃぴちゃ楽しい」と答えてくれました。
私は「楽しいのは分かるけど、お風呂でやろうね。ご飯食べるときはやらないようにしようね」と伝えるとそれからはやらなくなりました。
最初は頭ごなしに娘を責めるような言い方をしてしまったのですが、娘の気持ちに寄り添って、話をしてあげることで、理解してもらうことができました。
カッとなる場面も深呼吸して、それから言葉を選んで子供と話すようにしてみてください。
事前に予定を伝えておく
事前に翌日や1日の予定を伝えてあげるようにしましょう。
子どもにも予定ややりたいことがあります。
急に伝えて子供の予定ややりたいことができなくなって、イヤイヤの原因にならないようにしましょう。
我が家では、大体夜寝る前に「明日は〇〇するよ」と伝え、朝ごはんのタイミングでも「朝ごはん終わったら〇〇するからね」と伝えるように心がけています。
すると娘も「〇〇するの?」とか「お友達いるかな?」とか答えてくれて、事前に予定を理解してくれますし、良い会話にもなります。
生活リズムを整える
当たり前のことですが、イヤイヤと言ったり、ぐずるときの多くは疲れていたり、眠かったりすることが多いのではないでしょうか?
博報堂のアンケート結果を見てもイヤイヤの原因の上位に「眠い」、「疲れている」、「お腹がすいた」などの生理的欲求が着ています。
イヤイヤの原因を作らないように生活リズムを整えて、いっぱい食べて、しっかり寝るように心がけましょう。
時間に余裕を持つ
これも基本ですが、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
余裕を持つことで親の気持ちが変わり、子供への接し方も変わります。
時間がないからと言って子供を無理くりやらせたりしなくて済むようになりますので、時間に追われないようにできる限り気を付けたいですね。
選択肢を与える
イヤイヤ期の子供は自分で何事も自分でやりたがり、決めるのも自分で決めたい場合が多いです。
それを生かして、子供に選択肢を与えてみてください。
例えば、歯磨きがいつも嫌がられるようであれば、何本か歯ブラシを用意しておいて、どれが良いか選ばせてみましょう。
また、「お父さんがいい?それともお母さん?」とお父さんかお母さんどちらが良いかを決めさせても良いです。
色々な選択肢を持てるように日常から考えておくとなお良いですね。
目的をすり替える
やってほしい行動の目的をすり替えることも効果的です。
以前娘が、1年前に着ていたTシャツを出してきて、「これが着たい」と言ってきたことがありました。
もう1年前ですので、お腹も出てしまいますので、お外に行けません。
そこで、「じゃあ、Tシャツを大好きなクマのぬいぐるみに着せようか?」と言ってみると喜んで「うん」と言ってくれました。
元々着せる予定だった洋服もすんなり着てくれてご機嫌です。
このように「自分が着たい」→「ぬいぐるみに着せる」に目的をすり替えて提案することですんなりことが済みました。
選択肢を与えることと同様にアイディア勝負ですので、お父さんお母さん頑張りましょう!
ゲームにする
次はゲームにするです。
例えば、帰らなきゃいけないときに子供が「帰りたくない」と言うのはよくあると思います。
その時に「あそこまで早く着けた方が勝ちね、よーいドン」と言うと案外楽しんで付いて来てくれたりします。
目的をすり替えるのと近いですが、ゲーム性を取り入れて、提案してみるのもありです。
気持ちを切り替えるよう別のことを誘う
やってほしいことをやってくれないときは、一度気持ちを切り替えて、別のことを誘うのもありです。
例えば、寝るタイミングで「寝たくない」と言われたときに、「絵本読もうか?」「これを読み終わったら寝ようね」と別のことを提案して、これでおしまいと区切りを提案してみましょう。
提案が魅力的であれば、乗ってきてくれるはずです。
頑張って提案のアイディアを考えてみましょう。特に子供が好きなことを考えると良いです。
最後だけやらせる
これは子供がやるにはハードルが高くてできないことを「やりたい」と言われたときに提案します。
私が料理をしていると娘が「包丁ちょっきんやりたい」と言ってくることが度々あるのですが、子供に包丁は危ないので、まだやらせることができません。
そこで「包丁で切る」ではなくて、最後の作業の「包丁で切ったものをボールに入れて」と頼むようにします。
すると喜んで「うん」と言ってくれます。
子どもがやりたいことができなくても、その作業の最後に出てくる簡単な作業をやってもらうようにすると良いです。
子どものやりたい気持ちも尊重することができます。
とことんやらせる
最後はとことんやらせるです。
時間が許すときになってしまいますが、子供がやりたいとか泣きわめいてるときに無理に止めるのではなく、とことんやらせるのもありです。
いつかは終わります(笑)
また、反抗期は自分の自制心がコントロールできずに「イヤ」とか「やりたい」と言っている側面もあります。
とことんやらせるのは子どもが自分の心をコントロールできるように待つということでもあります。
ただし、ただ単に子供を放っておくのではなく、子供のやりたいことを受け止めたうえでとことんやらせるようにしてあげてください。
まとめ
taka
いかがだったでしょうか?
今回はイヤイヤ期の対応法について取り上げました。
自分の子供に合うものを選んで試してもらえると嬉しいです。
また、1つだけでなく、いくつか組み合わせたりして、継続的にやるとより効果的です。
イヤイヤ期の子供は親を突き放すようなことも言ったりしますが、それは自分の気持ちを表現できなかったり、自分の中で具現化できないことから起きます。
決してお父さん、お母さんが嫌になったわけではありません。
一方で親も人間ですので、嫌なことを言われたり、言うことを聞かないとカッとなって思ってもないことを言ったりしてしまうことがあると思います。
つまり親も子供も同じです。
難しいときもありますが、できる限り子供に寄り添って、子供の意思を尊重してあげられると良いですね。
今回の投稿が少しでも皆さんのお役に立てたらうれしいです。
それでは!